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2024年12月10日

GOD HANDS KYOTO 24 紅村窯1日目

プログラム

土から生まれた新たな命

紅村窯のGodHandsは、林侑子さん。

陶器は火を使って焼き上がるまで完成品が分かりません。

「こんなものを作りたい」と頭の中で描いたイメージがあっても、最後は人の力だけではどうにもならない部分があります。

侑子さんは、最後は火に力をゆだねながら、何度も試行錯誤を繰り返して作品を作っていること、無駄なことや失敗は何一つなく、次につながる学びであることを子どもたちに語りかけました。

京都陶磁器会館では、清水焼の歴史を学びました。それぞれの感性でお気に入りの作品を3つずつ選んでいきました。

午後は、手びねりで作品づくりに取り組みました。

作っては壊し、また作っては壊しを繰り返しながら…最後はなんと子どもたちの手から「神」が生まれました。創造力が1人の子から他の子へと次々に移っていく様子には驚かされました。

最初は緊張していた子どもたちも、最後には笑顔がいっぱい溢れていました。