GOD HANDS KYOTO 24 和ろうそく3日目
プログラム自分らしいろうそくを彩る
3日目は和ろうそくの絵付けに取り組みます。和ろうそくはすべて無地ではなく、中には季節の花の絵が描かれたものもあります。気温が低く、仏花を飾るとすぐ枯れてしまうようなときに花の絵のろうそくを飾ったそうです。現在では花の絵だけでなく、舞妓さんやクリスマスツリーなどの絵ろうそくが作られています。
まず最初に、絵付け師の人に道具や描き方を教えていただきました。
説明が終わると早速絵付けにとりかかります。家で考えてきた下絵を、自分で朱掛けをしたろうそくに描きます。
絵付けに使われる筆はとても細く、ろうそくの着色面も筒状になっているので、なかなか上手く描けません。
ろうそくの持ち方や筆にかける力を変えてみます。自分の描きやすいやり方が見つかると作業がすいすい進みました。
3日間を通してオリジナルの和ろうそくが完成し、ろうそくの技術だけでなく、田川さんが伝統技術にかける思いや、日本の歴史を学ぶことができました。