経産省「未来の教室」
Vol.3 「真っ直ぐ走る車を作ろう」
実証事業
ダンボールカーで
物理法則を実現する
超セクシーなアルファロメオのジュリアなど、クラッシックカーをこよなく愛し、修理し続けているレストアラーの堀井剛さん。朝から晩まで車のことを想い続けて数十年。そんなエキスパートとともに、真っ直ぐ走るダンボールカーで物理法則を実現すべく、子どもたちは与えられた材料を組み合わせて創造性を発揮しました。
最新のテクノロジーを知ることも非常に重要ですが、その前提として自分で作り、直せることで仕組みや機構を理解していくことはさらに大事だと思います。
ブラックボックス化する物づくりの流れの中で、手を動かし直感的に理解する基盤がないと、真の意味でテクノロジーを操れないのではと思います。自分で操作できる素材を使って小さな失敗をたくさんし、それを解消する手立てをたくさん見つけることが、発見と気づきを子どもたちに育むと感じます。
車のプログラムでは、物づくりとテクノロジーとが融合する原点に立つような学びの時間となりました。このために、素晴らしいダンボールキットをオーダーメイドで製作して下さった「美販」さんも間違いなく、ダンボール界のエキスパートです。尾寅 将夫さん、いつも無茶なお願いを聞いて下さりありがとうございます。